当院では、周囲を田園に囲まれた緑豊かな療養環境の中で、治療に専念できる落ち着いた環境作りを目指しています。
また、出来るだけ、患者様から安心して入院生活を送って頂けるよう、担当スタッフがわかり易くご説明することを心がけております。
不安なことがございましたら、どうぞお気軽にスタッフまでお申し出ください。
入院手続きについて
- 入院が必要な場合、ご本人様より入院の同意を頂きますが、病状により同意が得られない場合は、精神保健福祉法に基づき、精神保健指定医の判断とご家族(又は後見人・保佐人)の同意により入院となる場合がございます。
- 入院が決まっている場合は、必ず決められた日にお越しください。
外来で医師の診察後、入院となります。入院に際して、①印鑑、②保険証、③診察券をご持参ください。 - 夜間や休日に緊急で入院された場合は、後日速やかに入院手続きをお願いいたします。
携帯品
- 現在服用されている薬(お薬手帳も)は、すべてご持参ください。
- ライター、爪切り、缶切りなどの危険物は事故防止のため、持ち込むことが出来ません。不明な場合はご相談ください。
- 貴重品等の持ち込みはご遠慮ください。
- 私物については、原則自己管理をお願いしております。(困難な場合は、Nsステーションで管理いたしますので、ご相談ください)
- 詳細は入院が決まりましたらご案内いたします。
面会
- 面会時間は、9:00~12:00 13:30~19:00です。但し、17:00以降の面会は、ご家族のみに限らせていただきますので、ご了承ください。
- 面会は、ご本人の了解が必要です。
- 症状が不安定なとき、主治医の判断により面会をご遠慮いただく場合がありますのでそのおりは説明を受けてください。
- 面会される場合は、外来窓口で「所定の用紙」に必要事項をご記入ください。なお、感染予防のため、外来待合室で「うがい」「手洗い」をしていただくようご協力をお願いいたします。
また、熱、せき、下痢、嘔吐、その他風邪症状のある方は、お断りすることがあります。 - 面会でお気づきのことがありましたら、病棟看護師にお知らせください。
通信(手紙・電話)
- 手紙の送受に制限はありません。
- 電話は病棟内の公衆電話をご利用ください。但し、病状により主治医が精神保健福祉法に基づいた電話の制限を行う場合がございます。
各病棟の特徴
A病棟(50床)
急性期症状により入院された患者様へ、精神科医師を中心に看護師、薬剤師、臨床心理士、精神保健福祉士、作業療法士、管理栄養士などのコメディカルによるチームが関わり、回復へのサポートを行う病棟です。
B病棟(51床)
認知症に伴う著しい精神症状や様々な問題行動(周辺症状)により、家庭や施設などでの対応が困難な方が入院される病棟です。
周辺症状は、生活機能訓練(集団・個別)や薬物療法等により徐々に落ちついて行きますので、また元の生活環境へお戻りいただくことが出来ます。
C病棟(70床)
急性期症状の安定した方に、静かな環境で治療・療養していただき、社会復帰やADLの自立、QOLの向上を目的に、精神科作業療法やSST(ソーシャル・スキルズ・トレーニング-社会生活技能訓練)、病棟活動を取り入れたリハビリを行う病棟です。また、他職種と連携し、個々の患者様に合った施設の見学や体験利用を行い、地域へのスムーズな移行をサポートし、アウトリーチ(訪問看護)につなげていきいます。