精神保健福祉相談
専任の精神科ソーシャルワーカー(精神保健福祉士)が、ご本人やご家族からの様々な不安や悩みをお聞きし、問題解決のお手伝いをさせていただいています。
具体的な相談内容
- 医療や医療費について
- 入院や退院後の生活について
- 障害年金や精神保健福祉手帳の申請について
- 介護保険などの施設入所について
- 利用できる福祉制度について
- 当院に対するご意見やご要望、苦情について
など
ご相談に関する秘密は堅く厳守されます。
どうぞお気軽にご相談下さい。
精神科作業療法
作業療法とは、薬物療法や精神療法などと共に行うリハビリテーションです。物づくりや適度な運動などの活動(作業)を通し、人と関わりながら、自分らしい生活を送るためのお手伝いをいたします。
作業療法の目的
- 日中の生活リズムを整え、体力の維持・向上を目指す
- 症状の軽減と病状の安定を図る
- 楽しみや趣味を見つけ、ストレスを発散する
- 自信や意欲の回復
- 人と触れ合う機会を増やし、スムーズな対人関係を目指す
- 病気や薬について知る
など
活動は一人ひとりの目標や状態に合わせ実施しています。参加する活動については、興味や関心に合わせて、担当の作業療法士と相談し決めています。
心理検査・カウンセリング
臨床心理士が心理検査やカウンセリングを行い、「心理状態や性格特徴の把握」「悩み事・問題の整理」などを一緒に行っていきながら問題解決の糸口を見つけるお手伝いをさせていただきます。
例えば
- 自分の性格や行動に関することで悩んでいる
- 気持ちの落ち込み、イライラ、眠れない、不安や焦りがある
- 学校、職場、家庭などでの人間関係に悩んでいる
- 拒食や過食など食べることに関する悩みがある
- 育児や子どものことで悩んでいる
など
心理検査の内容やカウンセリングの進め方はそれぞれの方に合わせたものになりますので、ご希望の際は主治医にご相談ください。
精神科デイ・ケア
精神科デイ・ケアは、医師、看護師、作業療法士、精神保健福祉士、臨床心理士などの専門スタッフが携わり、地域でのより良い生活を送ることができるようグループ活動を通して「生活リズムの安定」「自発性の向上」「対人関係の改善」などを援助します。
例えば
- 退院後規則正しい生活を送りたい
- 日中の居場所がほしい
- コミュニケーションを上手くとれるようにしたい
- 友達がほしい
- 病気が再発しないようにしたい
など
このような希望がある方は、まずは主治医にご相談ください。見学はいつでもできます。
精神科訪問看護
当院は、昭和57年より精神科訪問看護を実施しています。
看護師・精神保健福祉士・作業療法士がチームを組んで、患者様の生活の場を訪問し、再発を防止し、安心して地域生活を送るために必要な社会生活力獲得のための支援を行っています。
例えば
- 生活の基盤をつくるための生活リズム、食生活、セルフケアに関すること
- 生活を作るための金銭管理・掃除・整理整頓・買い物・服装に関すること
- 自分の理解とコミュニケーションを図るための病気や薬、障害の理解・家族関係・友人関係・支援者との関係に関すること
- 地域生活を充実させるための外出・余暇活動・恋愛・結婚・子育てに関すること
- そのほか障害年金や手帳等の申請手続き
など
生活を共にされるご家族を含め、様々な悩みや心配事のご相談もお受けいたします。
ご利用を希望される場合は、主治医または精神保健福祉士にご相談ください。